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脊椎の椎体及び椎間板の後面には後縦靭帯が走行しています。その後銃靭帯が肥厚または骨化し、脊髄を徐々に圧迫して症状を引き起こす疾患です。厚生労働省の『難治性疾患』(特定疾患)の一つに指定され、稀な疾患ではありますが、わが国の発生頻度は2%~4%で女性に比べ2倍の罹患率があります。糖尿病にも合併することが多く、遺伝因子の関与も考えられています。後縦靭帯骨化症は胸椎、腰椎にも生じることがあります。
靭帯骨化に伴い頚椎可動性の減少、頚部痛、肩こりなどがみられます。重要な障害は脊髄の圧迫による麻痺症状です。多くの患者は手指の巧緻運動障害、痺れ、歩行障害なども現れてきます。一般的に麻痺症状は徐々に進行しますが、外傷を契機に急激に悪化する例や脊椎損傷になることもあるので、注意が必要です。
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