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偏平足とは一般的に足の縦アーチの低下を示すものをいいます。実際には外反側・外反偏平足・回内側・偏平足などを総称しています。また、横アーチの低下したものを横軸偏平足といいます。原因からみると先天性、外傷性、炎症性、麻痺性、静力学性などに大別できるが、大部分は静力学的偏平足です。発育に伴う体重負荷によって足の縦アーチが低下して、疼痛を生じることがあります。また、静力学的偏平足を年齢によって少年期、思春期、成人期の3期に分類できます。
少年期偏平足 … 筋、靭帯、骨などの組織が未成熟の状態で起立、歩行が行われて発症します。成長の過程で筋力や靭帯組織が強化されると、多くは正常足として発育していきます。小児期における偏平足は一般的に無症状であり、治療対象となることは少ないです。大部分は自然治癒します。
思春期偏平足 … 学童期以後、スポーツや起立歩行の職業を新たに開始した時などに発症します。中には足根骨癒合症を伴って足外側から下腿にかけての疼痛が生じるものもあります。
成人期偏平足 … 中年期の肥満、加齢による筋力低下や靭帯の脆弱などによってアーチが低下します。次第に変成や断裂を伴って痙性偏平足となります。
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