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骨折は何らかの原因によって、骨が解剖学的な連続性を断たれた状態を言います。
骨折を起こすには、強い外力が作用することが必要ですが、病的に脆弱している場合は、通常の生活程度の負荷で骨折が起こることがあります。
程度による分類
完全骨折・・・完全に骨の連続性が断たれた骨折
不完全骨折・・・部分的に骨の連続性が断たれている骨折(亀裂骨折・若木骨折など)
原因による分類
外傷性骨折・・・正常な骨に強い外力が加わって生じる骨折です。また、直接外力が加わった部位に骨折が生じる場合と外力が加わった部位と離れたところで生じる骨折があります。
病的骨折・・・骨の病変による強度低下が原因となって、通常では骨折が起きないような軽度の外力で生じる骨折です。化膿性骨髄炎や多発性骨髄腫などにより起こりえます。
疲労骨折・・・正常な骨に、軽微な外力や負荷が繰り返し加わった場合に生じる骨折です。針金を曲げ伸ばししていると折れるのと同様に機序によります。スポーツでは脛骨に疲労骨折が起こりやすいです。
骨折が疑われる場合、真っ先にチェックするのがバイタルサイン(意識・呼吸・循環状態)です。
また局所症状には以下のものがあります。
腫脹・・・骨折後、24~72時間頃に最も著しく現れます。血腫と炎症による浮腫によって骨折部が腫脹します。
疼痛と痛圧・・・骨折には自発的な疼痛があり、局所を動かすと痛みが増強します。骨折部に一致して著名な圧痛がありますが、これをマルゲーニュの圧痛といいます。また、骨折に転移がなくても、叩打して振動圧を加えても疼痛が強くなります。
機能障害・・・骨折が起こると運動に必要な力が伝達できなくなり、機能障害が起きます。関節内で骨折が起こると関節血症により著しい腫脹が起こり、関節の運動が制限されます。
変形・・・完全骨折では、転移によって短縮や回旋などの変形が起きます。不完全骨折では、明らかでない場合が多くみられます。
異常可動性・・・完全骨折では、異常な可動性を認めます。ただ、安易に骨折部位を動かすのは適切ではありません。
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