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腱板、特に棘上筋腱は肩峰の直下に存在し、上肢挙上動作、下降動作のときに、腱板が肩峰下面すれすれのところを通過します。肩峰と腱板の間には肩峰下滑液包が存在し、肩峰と腱板との摩擦を和らげているが,頻回の繰り返し動作により腱板や肩峰下滑液包の炎症を起こしたり、腱板断裂を引き起こすこともある。
動作時の引っかかり感や痛み、特に上肢を挙上する途中、下降する途中の痛みが特徴的で,有痛弧painful arc とも呼ばれています。有痛弧は肩峰下を腱板が通過するときに生じる痛みですが、一般に挙上動作時には90°以上でみられ、下降動作時には90°以下でみられることが多いとされています。それは肩甲骨が疼痛回避のため上腕よりやや遅れて動くためです。また、肩峰と腱板との衝突現象を他動的に起こすことで疼痛を誘発するインピンジメント徴候impingement sign が陽性とされています。
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