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捻挫と同様の受傷過程で損傷し、関節面の相互の位置関係が失われいるものを『脱臼』、一部失われているものを『亜脱臼』といいます。
関節可動域を超えて動かすと靭帯損傷や捻挫を伴いますが、それ以上の動作を行うと脱臼する恐れがあります。
以下に脱臼の種類です。
○脱臼骨折・・・関節面の骨折を伴うもの
○陳旧性脱臼・・・脱臼が整復されないまま放置されたものをいいます。関節内に瘢痕組織が介在し、関節周囲の筋も繊維化します。手術が必要になります
○反復性脱臼・・・一度の脱臼を契機に軽度の関節運動などで再び脱臼を繰り返すようになります。肩関節に発生しやすくなっています。
疼痛と運動制限が著しく、関節の輪郭が失われます。
患肢は短縮し、特有の肢位に固定されます。また、他動的に動かすと弾力性の抵抗を示します。
脱臼後は速やかに整復をすることが望ましいです。
整復が終わると痛みが劇的に消失するのも脱臼の特徴の一つといえます。
ただ、骨折が伴うものや転位が大きい場合は、手術が適用になることもあります。
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